バイク買ったけど、どうやって洗うのかな?
必要な物と、洗い方について具体的に知りたい!
こんなお悩みを解決します。
当記事では、下記について記載しています。
当記事の内容
- バイクに必要な道具
- バイクを洗う手順
- 洗車の注意点
安全にバイクに乗るためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスの基本になるのが洗車です。
汚れが目立ってきたバイクを綺麗にしたいけれど、どうやって洗車すればよいか分からないという方もいるでしょう。
今回はバイク初心者の方に向けて、バイクを洗車する時に何が必要になるのか、どのような手順で行えばよいのかなどを詳しく解説していきます。
まずは洗車に必要な道具を用意しておこう!
バイクの洗車をする時は、いくつか用意しておきたい道具があります。
どこまで綺麗にするかで変わりますが、
- ホースとバケツ
- 洗剤ブラシ
- スポンジ
- タオル
は用意しておいたほうがよいでしょう。
- 洗剤は車用の洗剤が好ましいですが、中性タイプの台所用洗剤でも代用可能です。
- ブラシは洗うパーツに合わせて、いくつか用意しておくと作業がスムーズに進みます。
- ボディを磨くための馬毛ブラシや、車用のタイヤブラシがあると便利です。
- ブラシを選ぶ時は、ボディを傷つけないように柔らかめのものを選ぶようにしてください。
- ただし、シートを掃除する時は、多少固めの洗車ブラシがあると汚れを落としやすくなります。
- 細かいパーツを綺麗にする時に、歯ブラシを使うのもおすすめです。
- 作業中に手が汚れたり、洗剤で手が荒れたりすることもあるため、軍手とゴム手袋も用意しておきましょう。
- 金属パーツのサビを落としたり、滑りをよくしたりするために、潤滑剤も用意しておくほうがよいです。
- 必ずしも必要ではありませんが、コンパウンドやマイクロファイバークロス、セーム革などを用意しておくとより本格的な洗車ができます。
- 水をバイクにかけて作業を行うため、鍵穴などに水が入り込まないように、マスキングテープやビニール袋などを用意しておくと安心です。
バイクの洗車を行う手順を詳しく解説!
まずは洗車の準備を行う
バイクは雨の日でも走行できるように造られているため、基本的には水がかかっても問題はありません。
しかし、鍵穴などから水が入り、電気系統にトラブルが発生してしまう可能性もあります。
万が一に備えて、水や洗剤が入り込まないように対策しておくことが大切です。
キーを差し込む鍵穴にはマスキングテープを貼り、バッテリーやメーターなど大きなパーツにはビニール袋をかぶせておきましょう。
マフラーは大きく穴があいているため、水が入りやすい部分です。
水が入らないように、マスキングテープで蓋をしておくと安心です。
バイクに水をかけて汚れを流す
洗車はいきなり洗剤を使ってボディを洗うのではなく、まずは水をかけて表面についている砂やホコリなどの汚れを落とすところから始めます。
表面の汚れを落とさないままボディを磨くと、砂などの摩擦でボディが傷ついてしまうことがあるため注意してください。
タイヤについている泥も、この段階である程度落としておきましょう。
マフラーなどに水が入らないように、なるべく上方向から水をかけてください。
洗剤でボディを綺麗にする
ボディ表面の汚れが落ちたら、次は洗剤で洗っていきます。
用意したバケツに水と洗剤を入れて泡立ててください。
シャワーの水圧を利用するとよく泡立ちます。
泡はブラシで擦った時の摩擦を和らげる働きもあるため、しっかりと泡立てておきましょう。
バケツの中にスポンジを浸し十分洗剤を染み込ませてから、ボディを洗っていきます。
バイクは下にいくほど泥汚れが多くなっているため、汚れの少ない上から洗っていくのが基本です。
いきなり汚れている部分を洗うと、スポンジに泥や砂が付着してしまい、ボディに傷がつく恐れがあります。
バケツの中の水が汚れてきたら、新しい洗剤液を作るようにしましょう。
スポンジやブラシをこまめに濡らし、乾かないようにしておくのもボディに傷をつけないためのポイントです。
タイヤのホイールやサスペンションなどのパーツも綺麗にする
ボディが綺麗になったら、次はホイールやサスペンション、マフラーなどのパーツを洗っていきます。
タイヤやホイールをスポンジで洗うのは難しいため、専用のタイヤブラシを使いましょう。
バイクを普通に駐車した状態だとタイヤの底部分が洗いにくくなります。
メンテナンススタンドを持っている方は、スタンドを使ってタイヤを浮かせた状態で作業してください。
泥除けは泥汚れがたくさん付着しているため、水をかけながら洗うと汚れが落ちやすくなります。
スイングアームは汚れがつきやすいパーツで、通常の洗剤ではなかなか汚れが落ちないことも多いです。
その時は、アルカリ洗剤を使って洗う方法もあります。
しかし、アルカリ洗剤が付着した状態で放置すると、金属パーツが変色してしまうことがあるため、汚れが落ちた後に水で洗剤をしっかり洗い流すようにしてください。
細かい隙間が多いエンジン周りは、細長いブラシを使えば隙間の中の汚れも綺麗に落とすことができます。
高圧洗浄機も隙間の汚れを落とすのに便利ですが、エンジン周りはデリケートなパーツも多くあるため、使わないほうが無難でしょう。
しつこい油汚れがついているチェーンは、専用のチェーンクリーナーを使うと簡単に汚れを落とせます。
ブラシも専用のものを用意しておくとよいでしょう。
隠れている部分も綺麗にするために、リアタイヤを回しながら洗っていきます。
汚れが落ちた後は、タオルなどを使いチェーンクリーナーを綺麗に拭き取っておくことも大切です。
金属部分の汚れやサビが落ちにくい場合は、クリームクレンザーやコンパウンドなどで磨くと綺麗になります。
ただし、塗装されているパーツはコンパウンドを使うと、塗装が剥がれてしまうため注意してください。
洗剤を綺麗に洗い流す
ボディと各パーツを洗剤で綺麗にした後は、水洗いして洗剤を洗い流しておきます。
洗剤が残っていると、塗装が変色したりサビの原因になったりすることもあるため、最後の水洗いは大切です。
上から順にホースで水をかけていくと、綺麗に洗い流すことができます。
乾拭きして水を拭き取る
タオルやウエスを使って、バイクに付着している水を綺麗に乾拭きしていきます。
タオルは綿100%のものを使うと、ボディを傷つけるリスクが少なくなります。
最後にワックスをかける
日常的な洗車であればワックスをかけないケースもありますが、綺麗に仕上げたい時は最後にワックスをかけておきましょう。
ボディ用のワックス、タイヤ用のワックスなどがあるため、各パーツに専用のワックスを使ってください。
他のパーツにワックスが流れないようにすることや、塗りすぎないようにすることがポイントです。
バイクを洗車する時に注意したいポイント
洗車をする時、まず注意したいのが天気や時間帯です。
晴れた日に洗車を行う人もいますが、気温が高すぎる日は水分が蒸発しやすくなるため、ブラシをかけている時に傷がつきやすくなったり、洗剤が落ちにくくなったりする可能性があります。
晴れの日に洗車するなら気温が高い昼時は避ける、もしくは曇りの日に洗車するのもよいでしょう。
洗車をした後にグリスや潤滑剤などを塗布しておくことも大切です。
洗車すると塗られていたグリスや潤滑剤が落ちてしまいます。
そのままにしておくと、サビができたりバイクの動きが悪くなったりすることがあります。
洗車後はスプレーグリスなどを使い、メンテナンスしておくようにしましょう。
定期的に洗車をしてバイクをよい状態に保ちましょう!
バイクの見た目を綺麗にするだけではなく、トラブルを防ぐためにも定期的に洗車する必要があります。
必要な道具を揃え、正しい洗車の方法を覚えておけば、自分でも簡単にバイクを綺麗な状態に保つことができます。
洗車のやり方を間違えると、バイクを傷つけてしまったり、調子を悪くしてしまったりすることもあります。
大切なバイクを守るためにも、注意点を守りながら正しい方法で洗車するようにしましょう。
今回は以上です。
それでは、また!!