喫茶店に行くと、マスターによってコーヒーの淹れ方が違うけど・・・。
コーヒーってどんな淹れ方があるんだろう?
こんなお悩みを解決します。
コーヒーを美味しく淹れる方法はたくさんありますが、それぞれの方法で味や香りが少しずつ変わります。
今回は、初心者の方でも分かりやすく、代表的なコーヒーの淹れ方をまとめました。
それでは、始めます!
ドリップコーヒー(ペーパードリップ)
特徴: すっきりとした味わいで、雑味が少ないのが特徴です。
- どうやるの?:
- ペーパーフィルターをドリッパーにセットします。
- コーヒー粉を入れ、全体を少量のお湯で湿らせて蒸らします(約30秒)。
- 残りのお湯を少しずつ円を描くように注ぎます。
- デメリット: 湯温や注ぎ方に気を使う必要があり、初心者にはコツを掴むまで時間がかかることも。
- 必要な道具: ドリッパー、ペーパーフィルター、ポット。
- おすすめポイント: 手軽で始めやすい方法です。
フレンチプレス
特徴: コクがあり、豆の風味をしっかり楽しめます。
- どうやるの?:
- 粗挽きのコーヒー粉をフレンチプレスに入れます。
- お湯を注ぎ、全体を軽くかき混ぜます。
- 蓋をして4分待ち、プランジャーをゆっくり押し下げます。
- デメリット: 粉が微量に混ざることがあり、口当たりがざらつく場合があります。
- 必要な道具: フレンチプレス。
- おすすめポイント: 豆の油分も味わえるので、濃厚なコーヒーが好きな方に。
エスプレッソ
特徴: 濃厚で力強い味わいが楽しめます。
- どうやるの?:
- 細挽きのコーヒー粉をポルタフィルターに詰めます。
- タンパーでしっかり押し固めます。
- エスプレッソマシンで高圧のお湯を通して抽出します。
- デメリット: 専用のマシンが必要で、初期投資が高い場合があります。
- 必要な道具: エスプレッソマシン。
- おすすめポイント: カフェラテやカプチーノのベースにも。
サイフォン
特徴: 澄んだ味わいと見た目の美しさが魅力です。
- どうやるの?:
- 下の容器に水を入れ、アルコールランプで加熱します。
- 湯が上がったら、上の容器にコーヒー粉を加え、軽くかき混ぜます。
- 火を止めるとコーヒーが下の容器に戻ります。
- デメリット: 手間がかかり、器具の扱いに慣れる必要があります。
- 必要な道具: サイフォン器具、アルコールランプ。
- おすすめポイント: 特別な日に試したい、ちょっと贅沢な淹れ方。
コールドブリュー(水出しコーヒー)
特徴: 苦味が少なく、まろやかな味わい。
- どうやるの?:
- コーヒー粉と水を専用のポットに入れます。
- 冷蔵庫で8–12時間置きます。
- フィルターで粉をこして完成です。
- デメリット: 抽出に時間がかかり、すぐに飲めない。
- 必要な道具: 水出し用ポットやボトル。
- おすすめポイント: 夏にぴったり!冷たくして楽しめます。
ネルドリップ
特徴: 深みのあるまろやかな味わい。
- どうやるの?:
- 布製のフィルターをお湯で湿らせます。
- コーヒー粉を入れ、少量のお湯で蒸らします。
- ゆっくりとお湯を注ぎます。
- デメリット: フィルターの手入れが面倒で、扱いに慣れが必要です。
- 必要な道具: ネルフィルター、ドリップポット。
- おすすめポイント: 手間はかかりますが、その分贅沢な味わいが得られます。
マキネッタ(モカポット)
特徴: 家庭でエスプレッソ風の濃いコーヒーが楽しめます。
- どうやるの?:
- 下の容器に水を入れます。
- 中央のバスケットにコーヒー粉を詰めます。
- 蓋を閉めて加熱し、上部にコーヒーが抽出されるのを待ちます。
- デメリット: 強火で加熱すると焦げやすく、扱いに注意が必要です。
- 必要な道具: モカポット。
- おすすめポイント: イタリアの家庭で愛される伝統的な方法。
トルココーヒー
特徴: 非常に濃厚で、砂糖やスパイスを加えることも。
- どうやるの?:
- 細かく挽いたコーヒー粉、水、砂糖をイブリックに入れます。
- 弱火で加熱し、泡が立ったら火を止めます。
- 粉が沈むまで少し待ち、カップに注ぎます。
- デメリット: 粉がカップに残るため、飲み終わりに注意が必要です。
- 必要な道具: イブリック(専用の小鍋)。
- おすすめポイント: エキゾチックな味わいを楽しみたいときに。
まとめ
どの淹れ方も、それぞれに魅力があります。
初めて挑戦するなら、ドリップコーヒーやフレンチプレスがおすすめです。
少し慣れてきたら、サイフォンやネルドリップなど、特別な方法にも挑戦してみてはいかがでしょうか?
コーヒーの世界はとても奥深いので、自分に合った淹れ方を見つけてみてくださいね!
今回は以上です。
せりざわ
それでは、また!!