スーパースポーツバイクを購入しようか悩んでいる!
スーパースポーツバイクのメリット・デメリットを知りたい!
こんなお悩みを解決します。
当記事では、下記について記載しています。
当記事の内容
- スーパースポーツバイクについて
- メリット・デメリット
- スーパースポーツの楽な乗り方
バイクを買おうとするとき、多くの人が一度は憧れるのがスーパースポーツバイクです。
しかし身近な人が乗っているのは街乗りを重視したネイキッドバイクばかりで、スーパースポーツバイクがどんなバイクなのかを聞きたくても聞ける人がいないかもしれません。
そこでスーパースポーツバイクの特徴と、どんなメリットとデメリットがあるのかをご紹介します。
それでは、始めます!
スーパースポーツバイクとは?
スーパースポーツバイクはレース用バイクのような高い運動性能とカッコよさを持ち、公道で走るための実用性も備えたバイクです。
公道やサーキットで、スポーツ走行を楽しむためのバイクとして生まれました。
排気量が250ccから1000ccまでの、スポーツタイプのバイクをスーパースポーツといいます。
略称はssバイクで、1000ccクラスをリッターssと呼ぶこともあります。
スーパースポーツの外見上の特徴は、車体がカウルと呼ばれるカバーで覆われていることです(フルカウル)。
スーパースポーツバイクは基本設計として趣味とカッコよさを重視しているため、乗りこなすのはかなり大変です。
それでも人気があるのはスーパースポーツバイクを持っていることそのものがステイタスであり、人に自慢できるからです。
スーパースポーツバイクの性能を思う存分発揮できる場所での走行感はなにものにも代えがたく、一瞬でストレスが解消されます。
スーパースポーツバイクのメリット
排気量が400cc以上のスーパースポーツバイクのメリットは、ほかのバイクにはない加速やスピードといった圧倒的な走行性能です。
スーパースポーツバイクは大型のものでも車体が200キロ前後のものが多く、軽いため加速したりスピードを出したりが容易です。
乗り手の体重移動も反映されやすくなります。
スーパースポーツバイクの長所がもっとも生かせる場所は、峠道です。
シャーシもしっかりしているため、高速道路での安定感は抜群です。
400cc以下のものでは、パワーに依存しない場所で軽快な走りが味わえます。
スーパースポーツバイクのデメリット
スーパースポーツバイクはセパレートハンドルのため前傾姿勢になりステップも後ろにあるので、ライディングポジションの自由度が低くなり腕や腰、首などに負担がかかります。
特にメーカーの想定とは異なる体格の場合はスーパースポーツバイク本来の性能が引き出せないだけでなく、乗り手の体の負担も大きくなります。
スーパースポーツバイクに乗るための理想の身長は、178センチからプラスマイナス5センチ程度で、プラスマイナス10センチ以内には収まっていないと操作性や使い勝手が悪くなる可能性が大きいです。
体重も問題です。
国産のバイクでは、乗る人の体重を65キロから75キロほどに設定しています。
スーパースポーツバイクはサスペンションが高荷重に設定されており、体重が軽いとサスペンションが十分に働かず大きな衝撃を受けます。
パワーも大きいため、道路が荒れていると操縦ミスを起こしやすくなります。
アクセルワークにも繊細さが求められ、慣れていないと少しアクセルを回しただけで後ろに大きく引っ張られて驚くかもしれません。
スーパースポーツバイクに乗るにあたって、ネックになるのがコストです。
バイクそのものも高額で、メーカーにもよりますが1000ccクラスになると200万円から300万円を超えるものまであります。
その上、バイクは消耗品が多い乗り物です。
ブレーキパッドやチェーン、オイルやタイヤの交換などがあり、乗り方によって消耗の仕方が異なります。
特にサーキットで走行を楽しむ場合には、出費を覚悟する必要があります。
消耗品そのものの品質によっても価格に違いが出ますが、スーパースポーツバイクの部品は高性能でその分高価です。
整備の差を感じやすいのもスーパースポーツバイクの特徴です。
整備や点検を業者に頼むと、カウルの着脱にお金がかかることもあります。
燃費もよいとはいえないので、乗れば乗るほどガソリン代もかかります。
スーパースポーツバイクの楽な乗り方!
スーパースポーツバイクを比較的楽に乗りこなすには、正しい姿勢でシートに座ることが大切です。
- 最初から前傾姿勢をとらず、まずはシートに背筋を伸ばしたまま座ってみましょう
- 腕に体重がかからないように腹筋で支えながら、背中を丸めるようにしてハンドルに手を添えます
- すると骨盤がたって、背筋に無理な力が入らなくなります
- 足でも体重を支えるようにすると、お尻の痛みも軽減できます
シートの内側のクッションを増やしたり、外側にクッションを引いたりして物理的に痛みを和らげるのも方法の1つです。
そのほかに、前後のサスペンションのショックアブソーバーを調整するという手もあります。
前が下がって後ろが上がっているバイクの車体を、心持ち前が上がって後ろが下がるようにすれば運動性能をそれほど落とすことなく乗り心地をよくすることができます。
バイクに慣れたらスーパースポーツバイクに挑戦しよう!
スーパースポーツバイクは日常で使うというよりも、休日を楽しむためのバイクです。
乗り心地もよいとはいえず買うのにも維持にもお金がかかりますが、一度加速やスピードなどの走行性を味わえば、ほかのものには代えがたい満足感を得られます。
スーパースポーツバイクのオーナーは乗りにくい乗りにくいと愚痴をこぼしながらも、その口調はどこか誇らしげです。
今回は以上です。
それでは、また!!