バイクに慣れてきたから、ツーリング行きたいけど・・・。
ルートってどうやって決めれば良いの?
こんなお悩みを解決します。
当記事では、下記について記載しています。
当記事の内容
- バイクツーリングの種類
- バイク初心者の人がツーリングできる距離
- ツーリングルートの決め方
- ルートを決める時の注意点
近所の公道をバイクで走るのに慣れたら、ツーリングに挑戦したいと思うはずです。
しかしツーリングに行く前に、ツーリングルートをどう決めたら良いか迷う人が多いことでしょう。
バイカーたちは、どのようにツーリングルートを決めているのでしょうか。
そこで今回は、バイクのツーリングルートの決め方を紹介します。
バイク初心者の方は、ぜひ今後のツーリングの参考にしてください。
それでは、始めます!
バイクツーリングの種類は?初心者におすすめなのはどれ?
まずは、バイクツーリングにどのような種類があるか確認してみましょう。
バイクツーリングの種類
1人でツーリングすることは、「ソロツーリング」といいます。
2人でのツーリングは「ペアツーリング」、それ以上の人数でツーリングすることは「マスツーリング」と呼ばれています。
距離でツーリングの種類を分けることもあり、300km以上の長距離は「ロングツーリング」、100km程度のツーリングは「ショートツーリング」です。
また目的地でキャンプする「キャンプツーリング」や、山中の未舗装路を走る「林道ツーリング」、絶景を求めて走る「絶景ツーリング」など、目的別のツーリングもあります。
初心者におすすめなツーリングの種類は?
初心者には、ペアツーリングまたはショートツーリングがおすすめです。
ツーリングの経験が浅い人は、1人でツーリングに行くのは不安だと感じるのではないでしょうか。
道に迷ったりトラブルが起きたとき、1人で対応するのは難しいはずです。
とはいえ、大人数でツーリングするのも大変だと思います。
大人数のツーリングは自分のペースで走れないため、疲れても休憩できません。
また周りに迷惑をかけまいとして、精神的な疲労を感じる人も少なくないでしょう。
ツーリングに慣れるまでは、少人数で短距離のツーリングに行くのが良いと思います。
バイク初心者がツーリングできる距離は?
バイクでツーリングしたことがないなら、まずは1日で移動できる距離を確認しましょう。
日帰りツーリングの場合は、片道50~100km、往復100~200km程度が目安です。
ツーリングの距離は、疲れて事故を起こさない距離を自分で設定してください。
バイクに乗り慣れていないと疲れやすいため、長距離を走るのはおすすめできません。
バイクの運転に慣れてきたら、往復で300km程度のツーリングにも挑戦してみましょう。
無理なツーリングをせずに、泊りがけでゆっくり走るのも良いと思います。
初めてのツーリングはゆとりのある計画を立てましょう
初めてのツーリングは、無理な予定を立てずに楽しみながらツーリングしてください。
片道2時間程度のツーリングから始めて、少しずつ距離を延ばしていきます。
片道50km、往復100kmくらいからツーリングを始めてみてはいかがでしょうか。
経験な豊富なライダーについてきてもらえば、アドバイスや注意事項などを説明してくれるので安心です。
悪天候の場合は、予定を伸ばして天候の良い日に変更することをおすすめします。
ツーリングルートの決め方
ツーリングルートを決めるためには、
- 目的
- 目的地
- 経由地
- ルート
- 時間配分
の5つを考える必要があります。
目的を決める
最初にツーリングの目的を決めます。特に決まりはないので、自分の好きなように目的を設定してください。
以下は、ツーリング目的の一例です。
- グルメ
- 写真撮影
- 神社に参拝
- 観光
ツーリングに慣れてきたら、あえて目的を決めずに走ってみるのもおすすめ。
目的を決めないからこそ、普段出会えないものを見つけることができるはずです。
地元の人しか知らないおいしいお店や絶景スポットを発見するといった楽しみもあります。
自由気ままに走ることで、いつもよりワクワク感のあるツーリングとなるでしょう。
目的地を決める
目的が決まったら、目的に合ったツーリングの目的地を検討しましょう。
インターネットや雑誌、地図などを参考にして、候補地をリストアップします。
例えば、写真撮影が目的なら眺めの良い絶景ロードや峠、グルメが目的ならご当地グルメが食べられる場所を探します。
その中から行きたい場所を絞り、最終的な目的地を決めてください。
悪天候や渋滞を想定して、目的地を2~3箇所考えておくと良いと思います。
計画通りにツーリングできない場合もあるので、柔軟に計画を立てましょう。
経由地を決める
目的地を決めたら、出発地点から目的地の間に気になる場所がないか探します。
グルメスポットや観光スポットを楽しみながら走行すれば、運転の疲れもとれるはずです。
ツーリングに慣れていない初心者は、定期的に休憩できる場所も確保しておきましょう。
ルートを決める
ルートを決めるときは、マップアプリやナビを利用すると便利です。
衛星写真で細かい部分を確認できるだけでなく、自動的にルートも検索してくれます。
ルート検索は目的地のほかに、経由地を追加することも可能です。
また、ツーリングには周回ルートを用意するのがおすすめ。
行きと帰りが同じルートだと、同じ景色を見ることになります。
きれいな景色やおいしいものに出会いたいなら、往復ルートにするのはもったいないでしょう。
時間配分を決める
目的地やルートが決まった後は、ツーリングの時間配分を計算します。
決定したルートをもとに、当日の所要時間を簡単に決めるのです。
道に迷ったり、休憩が長くなることがあるので、時間は多めに確保します。
初心者は、計算した時間の約2倍の時間を見積もっておきましょう。
日帰りツーリングの場合は、お昼前に目的地に着くように計画を立ててください。
昼食後に少しゆっくりしてから現地を出発し、夕方頃に帰宅できるように考えます。
安全を考慮して、日が暮れてから夜間走行するのは避けましょう。
ツーリングルートを決めるときの注意点
ツーリングルートを決めるとき、事前に確認すべきことがいくつかあります。
確認を怠ると、楽しいツーリングが台無しになる可能性もあるので注意が必要です。
では、ツーリングルートを決める場合は、どのような点に注意しなければいけないのでしょうか。
目的地と経由地に駐車場があるか確認する
バイクを停められる場所は思いのほか見つかりません。
ツーリング中に駐車に困ることがないように、あらかじめ駐車場の場所を調べておくことをおすすめします。
仲間と一緒に大人数でツーリングに行くなら、バイクが何台利用できるかも確認が必要になります。
ツーリング当日にルートが変わる可能性もあるので、バイクの駐車場を検索できるアプリやサイトを準備しておくと安心です。
二輪車通行禁止の道路が含まれていないか確認する
バイクは通行できない道路があるので、十分気をつけましょう。
二輪車通行禁止の標識があれば、進路を変更したり、Uターンしたりする必要があります。
年々規制は解除されつつありますが、完全になくなった訳ではありません。
初めて通る道路をツーリングルートに入れるなら、事前に規制の有無を確認することが重要です。
都心部は早朝に通り抜けるように予定を決める
都心部に住んでいる方は、早朝に出発できるように予定を決めましょう。
週末でも渋滞になりやすいので、出発時刻が遅くなると渋滞に巻き込まれます。
スムーズに走行したいなら、なるべく早めに自宅を出発してください。
早朝は車の数が少ないため、ストレスなく走行できるでしょう。
目的地を1つに絞らない
初心者の場合は、複数の目的地で計画を立てておきましょう。
ツーリング中に面白そうな場所を見つけたら、途中で立ち寄ることもあります。
複数の目的地を考えておくと、状況に応じて走行距離を変更しながらツーリングを続けられるのでおすすめです。
まずは自分でツーリングルート決めてみましょう
ツーリングルートの決め方は、簡単なようで難しいと感じる人も多いと思います。
最初はスムーズにツーリングルートを決められないかもしれませんが、徐々に慣れてくるので問題ありません。
初心者でも万全な準備を整えておけば、楽しいツーリングとなるでしょう。
自分が決めたツーリングルートで、思い切りツーリングを楽しんでください。
今回は以上です。
それでは、また!!